インデックス投資を始めて10年、少しづつ欲が出てきたので、経済的自立(Financial Independence)を達成するにはいくら必要かを考えてみます。
続きを読む私の投資歴(約10年)
はっきり意識してはいなかったのですが、私が投資を始めたのは2013年の年末だったようです。そこから2024年2月時点まで、ちょうど10年程度投資を続けてきたことになります。
続きを読むSequence of return riskへの対策: Yield shield / Cash cushion と Bond tent strategy
Sequence of return riskとは
インデックス投資を長期(例えば20年以上)行うことで、年毎のリターンは一定の値 - 例えば年率7%増 - に収束していくことが過去のデータから示されています。しかし、毎年必ず7%増えるというわけではありません。-40%もの暴落があるときもあれば、その逆もあり、その平均が7%になるということです。
この事実は資産形成が終盤に差し掛かってくると特に大きな意味を持ちます。資産形成終盤もしくはリタイヤの序盤に大きな暴落に見舞われると、予定していた定額の取り崩しをしていった場合、予定より早く資産が尽きてしまう可能性があるからです。このように、個々人の人生のどのフェースにどれぐらいのリターンが得られるかは予測できず、クリティカルな時期にリターンが悪くなってしまうリスクのことをSequence of return riskと呼びます。
続きを読む数年ぶりに株を売った
ポートフォリオを整理しようかと思い、数年ぶりに持っている株を売ることにしました。
私の2024年2月時点のポートフォリオは以下のようになっていました。
GOOGを売ってQQQを買った
GOOGを売って、QQQにしました。GOOGは多分2019年とかに買ったと思いますが、それから株価は3-4倍になりました。本当にお世話になりました。
GOOGより前に個別株を売ったのは2021年か2022年にAMDを売ったときでした。AMDの今の株価を見るとやはり自分には個別株を扱う才能がないことを思い知らされます。そんな自分が成長株を持ちたいならQQQが無難かと思い、QQQを増やすことにしました。
これで米国株のポートフォリオはVTI, VYM, MSFT, QQQとなりました。MSFTはこれ以上増やすことはないかもしれませんが、しばらく持つつもりです。最終的には
- VTI 70%
- VYM 15%
- QQQ (MSFTも含む) 15%
のようなポートフォリオに近づけていこうかと思っています。
2024年2月1週のポートフォリオ
Money forwardのデータから集計した、2024年2月1週現在のポートフォリオの状況です。
銘柄名 | 評価額 | 評価損益 |
---|---|---|
VANGUARD TOTAL STOCK MARKE | 23,959,697 | 11,711,922 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 22,489,887 | 5,713,468 |
VANGUARD HIGH DIVIDEND YIE | 11,383,123 | 4,391,936 |
MICROSOFT CORP COM | 4,074,087 | 2,794,567 |
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 2,681,224 | 114,555 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 2,482,905 | 82,905 |
INVESCO QQQ TRUST SERIES 1 | 1,850,745 | 748,217 |
ソニーグループ | 1,447,500 | 1,009,000 |
ALPHABET INC CL C | 834,739 | 621,139 |
Grand Total | 71,203,907 | 27,187,709 |
VTI + 楽天VTIでポートフォリオの約65%, VYMを足すと約80%になります。VTIはまとまった資金があるときドル転して買い、楽天VTIは積立で買っています。いつの間にか楽天VTIがVTIの規模に追いついてきていました。
VTI, VYMは配当が出ますが、マネックス証券の自動再投資機能を使って再投資しています。
VYMについては、そこそこ配当が出る+そこそこキャピタルゲインも見込めるかな、という見込みで持っています。ただ流石にキャピタルではVTIに遠く及ばないので、配当再投資でキリの良いところまで買い進めたらあとは放置にしようかと考えています。
新NISAでも楽天VTIを買うつもりだったのですが、間違えて楽天VTを買ってました。まぁオルカンといまのところそこまでパフォーマンスの差がないのでそのままにしておこうと思います。
2024年1月末の資産状況
1月末の資産状況です。
サマリ
カテゴリ | 今月 | 前月比 |
---|---|---|
預金・現金・暗号資産 | ¥22,670,000 | 103.1% |
株式(現物) | ¥43,870,000 | 107.2% |
投資信託 | ¥27,680,000 | 107.2% |
現金+株+投資信託 | ¥94,230,000 | 106.2% |
純金融資産 | ¥16,880,000 | 150.3% |
推移グラフ
コメント
2024年1月は26日にダウとS&Pが最高値を記録したことに加え、為替が円安方向に振れたため、日本円換算の資産としては大幅増となりました。米国株投資家の皆さん、おめでとうございます。
株、投資信託は前月から約7%の評価増となりました。私は年間の利回りを7%と仮定しているので、1月だけで今年の利回りをほぼ達成してしまう結果となりました。完全なアノマリーというか、「稲妻の輝く瞬間」だったのではないかと思います。
現金+株+投資信託の合計は9420万となり、今年の目標の9500万に迫りました。また純金融資産は1690万となり、前月から50%増加しました。
正直今月は上がり過ぎで、今年の何処かで調整が来るのではないかと考えています。直近の結果に一喜一憂せず、Just Keep Buyingを続けようと思います。